幻冬舎ルネッサンス新社で自費出版した話

幻冬舎ルネッサンス新社で自費出版(電子のみ)したエピソードを赤裸々にご説明します

「小説家」という生きづらい生き物

Twitterに書こうか迷ったことをこちらに書きます。

1年前、150万払って電子書籍で小説を出しました。しかし、1年の利益は2000円いかないくらいです。1割未満もいいところですね。

出版から数日~半年くらいまで出版社のサポーターに時折売れ行きを聞きましたが、「全く売れていない」とのことで、それでも発売前は意気込んでいたものの、日にちが経つにつれ「まあ、こんなもんか」と自分自身でネガティブに思うようになっていきました。

改めて小説を書いて生きていくことの難しさ辛さを身をもって体感しました。

 

好きなことを見つけてもそれを職業に出来ない辛さを感じながら自分はそれでも細々と生きてきました。金にならないから。

例えば、好きなことを高校生くらいの頃から見つけても、それを仕事にできないから、仕方なく無難に出来そうな仕事に就いて、家に帰って片手間に小説を書く。今の自分がこんなところでしょうか。

 

だからこそ、それは趣味になっていきます。友人に小説のことを聞かれても全く売れないので「趣味」と答えます。

好きなことを仕事にすると幸せになると聞いた事がありますが、それが出来ないのがやっぱり苦しい。なかなか幸せに生きることは難しいなと思う今日この頃でした。

 

kindle出版

そんな中で、はじめてkindle出版してみました。流石にポンポンと100万以上の大金を払えませんから・・・。(見返りも無いし)

本の内容は、上記で書いた作品の続編になります。

初めての自力でのkindle出版で、段落、改行、目次・・・、等々の問題があり、大変でしたが、一応自分が納得した形で出版出来ました。

下のURLがそれにあたります。見てくだされば幸いです。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0CH7LZNZQ

 

 

今回は以上です。

お付き合いありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

 

 

 

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出掛け先でちょっと感じたこと

今回はいつも書いている「本」の事とは全く関係ありません。

ですが、どこかに書き残しておきたいなと思いTwitterでは短すぎるので、メモ書き程度に残しておきます。

 

まず本題に入る前に、自分は過去にになりました。一度鬱になったらキッカケさえあれば、その再発は簡単に訪れるもの・・・と考えます。

最近になって職場で問題が起こりまして、そのおかげでまた鬱が再発してしまい、先日、精神クリニックに行った時のお話です。

そこでは軽く話して終わったのですがその後、処方箋をもらいに近くの薬局に行きました。

 

その薬局にはお客さんが結構いて自分は椅子に座れましたが、しばらくして母娘の一組の親子が入ってきました。

お母さんの方は自分の隣に丸椅子があったのでそこに座れましたが、娘さんの方は椅子が無くて座れない様子でした。ちなみにお子さんは5歳くらいの小さな子です。

母の後を付いてきた娘さんは苦しそうな顔をしており、娘さんの容態が目的で病院か医院に出かけたんだなと思わされました。

 

「自分向こうに座るので、座りますか?」

 

「あ、ありがとうございます。(娘さんに向けて)ほら、『ありがとう』ってお礼言って」

 

手短なやりとりで席を譲って自分は少し離れた席に移動したのですが、、、

そこで何か感じたんですよね。うまく言葉には出来ないんですけど、

 

世間では不況だとか政治とか戦争とかで、暗いニュースがずっと続いていて、より自分を守るために人間関係にドライになっていたり、人情が失われいく時代・・・、と思ったのですが、なんだかそうじゃないのかな? と思いました。

コミュニケーション能力が低い自分でも、もっと多くの人と出会いたいと思える瞬間で、考えさせられました。

 

以上です。

お付き合いありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

 

 

 

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本出版に「出版社」は関係ない?

お久しぶりです、藪坂です。

幻冬舎ルネッサンス新社で本を自費出版して、10か月程が経とうとしています。

時が経つのは早いですね。「もうブログを投稿することはないかな」と思っていましたが、久々にまた書きたい欲が出てきました。

 

 

本を買うのに出版社は関係ないのか? 

突然ですが、皆さんは本を買うとき、「出版社」って見て購入しますか?

自分は「角川」等、ある程度の知名度がある出版社じゃないと・・・、と思っていました。

だからこそお世話になった「幻冬舎」のことも初めは聞いたこともない訳が分からない出版社だなと思いました。それでも「幻冬舎ルネッサンス新社」の自費出版できるサービスに乗っかったのは、一通り調べ自費出版に対し一オープンな出版社だったからです。

 

出版社の話と言えば、「君の膵臓を食べたい」という小説をご存じでしょうか?

この本は住野よる先生によるデビュー作で、自分はあまり小説を持たないのですが、その中でも所持している小説の一つだったりします。

その「君の膵臓を食べたい」を出版している会社は「双葉社」です。

自分自身あまり聞いた事がありませんでしたが、この作品は売り上げは言わずもがな、漫画化や映画にもなっています。

このように出版社の知名度は作品にあまり関係ないのかなと思いました。

※あくまで個人的な意見です。

 

 

Amazonkindleを用いて出版した時と大差ないのか

本を出すのに出版社は関係ないなら、そもそも出版社を通さずして自費出版しても、変わらないのか?

それに対し出てくるのが、Amazonkindleです。

見たところ、Amazonkindleでは実費0円で出版できるコスパ最強!のコンテンツらしく、中でもそれで数十冊もの本を出版している人もいるそうです。

ということで、Amazonkindleを用いて無料で出版した時と大差ないのか検証していきたいと思い、幻冬舎ルネッサンス新社で出版した「俺たちのアビリティフォース」の続編をkindleの方で出版しようと思っています。

 

予想として、以前書いたダウンロード数からして同様の結果になりそうですが、一応幻冬舎ルネッサンス新社を通して出版したものは数多くの電子書籍サイトに登録できるメリットがあります。(それを差し引いても……どうでしょう?)

あ、ちなみに、上記に関して幻冬舎さんには了承済みです。電話で連絡したら「自由」と言われました。

 

こちらの出版予定の続編は、pixivの「俺たちのクラシオンフォース」が元ネタとなっております。

出版日は9月ごろになると思います。

ご縁がありましたら、下のリンクから飛んでいただけたら幸いです。

www.pixiv.net

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

また次回もよろしくお願いします。

 

 

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本を出版して半年が経ちました。

本を出版して半年が経ちました。

その後の実績等、変化を以下に書いていきます。

 

半年後の売り上げについて

 売り上げ数は「」ダウンロード数(敢えて後悔します)で、2か月前とほとんど変わってませんでした。と、言うのも2か月前に聞いた時に「」だったので、4か月で一人がダウンロードしているということになります。(知人に紹介した分を含めると、自分と繋がりなしに購入している人はほとんどいないことが分かります)

 

ちなみに電子書籍だと印税は3割なので実際に私のお財布に入ってくるお金や、どれだけ損しているかはお察しの通りです(電子書籍発売に必要な費用は150万円でした)。

 

売り上げ数促進の為の宣伝は、主にTwitter(HPも作りましたが、果たして機能しているのでしょうか?)で、本を販売した後に少しづつフォロワー数が増え、以前にインフルエンサーの方に「tweetを拡散」していただいたのですが、実績には繋がりませんでしたね。

 

 

幻冬舎ルネッサンス新社のHPを見ると実績サイトがあり、同様に発売開始している本を紹介しています。

www.gentosha-book.com

こちら紹介されている並びが発売順になっており、逆算で半年でどれだけ幻冬舎ルネッサンス新社から自費出版しているのかが分かります。

ざっくり計算してみると半年で200冊以上販売開始しているのが分かりました!

 

これだけの人が「自分と同じ思いをしているのかな~」とか考えます。

個人的にはもっと作家同士で交流がしたい!!!!

 

 

幻冬舎ゴールドオンライン

幻冬舎ゴールドオンラインとは、一言で言うと無料で見られるwebマガジンのようなものです。幻冬舎と言うだけあって文学に特化したものとなっております。

 

何故こちらを書こうと思ったかは、こちら4回に渡って「俺達のアビリティフォース」を紹介していただいたからです。 以下、こちらから見ることが出来ます。

life.gentosha-go.com

そして実際に記事を目に通したのですが、そのほとんどが「本文の冒頭をそのまま載せただけ」って感じです。

自分はネタバレというか粗方ストーリー知って面白そうと思って手に取ることが多いですが、そういうの苦手な方もいますしね。

ただ、それだけでも物語の雰囲気が味わえると思うので、好みならそのまま販売サイトまで来てくれるかな・・・?と言った感じです。

 

ちなみに、自分が本を販売開始したのが、2022年8月31日ということなのですが、

 

1回目の掲載が2022年11月17日

2回目の掲載が2022年12月1日

3回目の掲載が2022年12月24日

4回目の掲載が2023年1月17日

となります。

 

うーん、規則性がありませんね。

これ、他の著者の方も調べてみましたが同様に複数回紹介してくれるようです。

 

 

 

 

まとめ

今回販売実績について、予想を立てたのですがそれが15~20数だったんですね。ですが、それを大きく下回る数になりました(世の中甘くないですね・・・)。

宣伝方法とか考えるも「莫大な費用を使うことは本末転倒に繋がる」し・・・、とか思いながら、Twitterを更新し続けていました。

 

ここまできたら、仮に幻冬舎」の名前を借りなくても同様の結果になったんじゃないのか? 出版社の違いや、そもそも出版社の有無はあまり変わらないのでは? とまで考えられる結果となりましたね。

 

 

 

 

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自費出版した後(サポート内容)

どうもこんにちは。藪坂です。

私事ではございますが、2022年の8月末に小説「俺達のアビリティフォース」を幻冬舎幻冬舎ルネッサンス新社)様から発売開始しております。

そこで今回は出版後のお話です。

 

「本は出版したら終わり?」 

いいえ、出版後も宣伝という活動がございます。

 

そして、それは出版社様も同様「出版したら終わり」ではありません。

正直、個人的に侮っていました。

自分自身も最悪会社側からは何もサポートが無いと思ったからです。

 

それでは、以下が出版社様から実際にあった対応です。

 

幻冬舎ゴールドライフオンライン」にて紹介ページ掲載

ちなみに「幻冬舎ゴールドライフオンライン」とはグループ会社の一つです。

こちらは出版後すぐに連絡がきました。流石系列会社と言った感じでしょうか。宣伝も兼ねて紹介していただけるのはありがたいですね。これぞ個人には出来ぬ技です!

しかしながら紹介していただけるまで時間がかかるようで、「掲載に約3か月のお時間をいただきます」とメールで着たきり・・・、先日調べてみたらするっと掲載されていました。正直メールで「掲載しました」くらいほしかったですね。こういうところですよ幻冬舎

 

さて内容はと言うと、始めのあらすじを載せただけですね、うん。

嚙み砕いた紹介をするには難しい内容だったかな?

 

以下、掲載元です。

life.gentosha-go.com

 

 

 

実績(どれだけ売れたか)が分かる

 こちらは「幻冬舎サポートチーム」という部署?に直接コンタクトを取り、販売後約2か月という短期間の集計でしたが快く調べてくれました。

ちなみに、「幻冬舎サポートチーム」とは、販売開始した直後に担当に「配信状況等のお問い合わせに関しては~」と紹介していただきました。

気になる実績数というと、、、数ある販売サイトに登録してあるけれどやはり少なかった印象です。どれくらいかと言うと、「元を返すのはとても現実的ではない」と言った感じですかね・・・。

しかしながら、「まだ開始されて日にちが経っていないので、今後に注目」というコメントを頂き、気長に売れるのを待つことにしました。

 

 

どこのサイトから売れているか分かる

こちらも「幻冬舎サポートチーム」に連絡させていただき、参考程度に知っておきたかったので聞いてみました。率直な感想としましては、Amazon楽天といった大手に購入者が集中していると思いましたが、案外マイナーなサイトからでも購入を確認できました。

幻冬舎の場合、企業を通して20社以上の販売サイトにて配信している意味が報われた。かつ大金を払ってそのようなシステムに乗っかってよかったなと思いましたね。

 

 

販売して感じたこと

実際に実績数を知って、まずちゃんと売れていることを知ってほっとしました。確かに思っていた売り上げ数とはいかなかったのですが、会ったこともない、年齢も分からない、男か女か分からない人が、自分が書いた小説に興味を持ってくれて、「買おう」と思い、お金を払ってくれた事が私にはたまらなく嬉しかったです!!!

↑(今回これが最も言いたかったことです)

 

仮に販売後に実績数を知り「リターン」とか「元がとれない」とか考える人はこちらのサービスは向いていないと思います。自分は逆に「一人でも買ってくれた人いたんだ!!」という結果に希望感動を覚えました。

これを読んでいる方もこんな感動を味わってみたいと思った方は、検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

今回は以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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小説という娯楽作品について、ラッピングカーでの宣伝 

お久しぶりです、藪坂です。

ここまでの記事で、小説について書いてきましたが、そもそもの話「何故、小説を選んだのか?」について今回お話します。

 

小説は一番作るのが簡単な娯楽作品

まず何故小説を書こうと思ったかは、単純に物語を作る上で一番簡単な媒体だと思ったからです。

 

小説を書こうと思った時期は、自分が中学生の頃まで遡ります。

当時、自分が在学していた中学校には、HRを行う前に読書する時間を設ける「朝読」というシステムがありました。

その頃、読んでいた本が何を隠そう「とある魔術の禁書目録」というライトノベル

一番印象に残っている巻数も覚えています。15巻です。友達に面白いと言われ1から真面目に読んでいたのですが、いきなり15巻に飛びました。内容は簡単に言うと、少数精鋭のグループ同士の抗争です。とても読んでいてワクワクし上手くまとまっていると思いました。

そこで自分もこんな物語を書いてみたいと思いました。

今思うとそこがはじまりですかね。

 

はじめは漫画を検討

はじめは漫画を描こうと思いました。

創作において一番王道だと思ったからです。

以降、週刊は描くのが忙しそうと思ったので、月刊ものの雑誌の漫画家になろうと考え、月一で雑誌を買いその雑誌がどのような趣旨の漫画を載せているのか研究しました。

・・・が、漫画はとても描くのが大変なことを知りました。

コマ割り、トーン、台詞の大きさ、フォントの種類など、普通に考えることが多すぎて全然完成しません。

漫画と聞くと、単純にの印象ですが、ただ、絵が上手けりゃ良いというわけではないことを知りましたね。

結局めんどくさがり屋な自分は漫画という媒体断念しました。

 

結局、小説に落ち着きました

そこで小説という媒体戻ってきたという感じです。

小説なら、頭にあるイメージを文字に起こすだけで、物語が作品として完成します

これは持論ですが、日本語や英語等の言語を連ねてそれを本にしたら、それはもう小説だと思っています。

とても簡単に作れると思いましたね。今でも執筆活動を続けて8年近く経ちますが、似たような感想を抱きます。

 

以上、簡単ではありますが、自分が小説を選んだ理由でした。

 

 

ラッピングカー

最後に、自分と同じように本を自費出版した方で、宣伝の為にラッピングカーを製作したお写真を紹介します。

一ノ井亜蛮さんで、出版本は「ファンタズマ」です。

Twitter

https://twitter.com/abansyousetsuka

こちらから購入できます。

https://bookwalker.jp/de41faf9f1-cb2f-465e-ad26-b59f94802ec5/

 

以下、実際の写真です。

以上です。

こちらに乗って遠出して車を駐車している時に、「これはなんだろう?」と思う人が現れる等、少しでも宣伝になればと思います。

 

本は出版して終わり。後は売れるのを待つだけ。と思いがちですが、宣伝も立派な勤めだと考えられます。自分も自分の本が売れるように宣伝方法を模索していきたいと思います。

 

 

ここまで読んで下さりありがとうございます。

次回は、自費出版をした後の事について詳しく書いていきたいと思います。それでは失礼します。

 

 

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自費出版が詐欺と言われる件について

自費出版が詐欺と言われる件について

Twitterで、「自費出版で本を出すことが詐欺」みたいな記事を見つけました。

具体的に言うと、会社側から「自費出版で本を出版しないか?」と誘われ、全く印税が入ってこない著者が会社側に何百万も投資してしまう。といったものだと思います。

それについて、実際に幻冬舎から自費出版をした側から少し言及したいと思います。

 

自分は幻冬舎のグループ会社の幻冬舎ルネッサンス新社自費出版をしました。

自分が幻冬舎ルネッサンスに払ったお金は総額150万円です。仮に出版初年の印税が約5万円だとすると、戻ってくるお金が30分の1です。

ビジネスとしては儲かるどころか大損失です。

 

これを「商売」としての初期費用とするならば勿論「商売」になりません。

100万円以上をドブに捨てるも同義です。

 

ならば、皆さんここで考え方を変えましょう。

皆さんは150万あったら何を買いますか?

 

100万以上あればかなり大きなものが購入できそうですね。

例えば、新車にしましょうか。150万円新車を購入したとしましょう。

それでは果たしてその新車を使って「商売」ができますでしょうか?

その答えはNOです。

車に乗って遠出して何百キロ運転しても戻ってくるお金はありません。むしろガソリン代や維持費を払います。しかしながら、もちろん利点もあり気軽に遠出でき少し遠くの職場にも通勤することが可能ですよね。

このように車を買うと、自分を有利にしていたり経験を豊富にします。

 

次に、旅行を上げてみます。

100万以上あればそれこそ日本一周とか海外に何日も滞在できそうです。日本各地の郷土に触れ、おいしいものを食べて、美しい景色を見て知見が広がります。それは海外も相応で異文化コミュニケーションをすることで自分の知らなかったことを経験し、新たな考え方が生まれます。

しかしながら、ただ旅行したからといって何か残るでしょうか?

経験上の何かを得ることは出来ますが、「モノ」として購入しそれを「商売」として売れるものでしょうか?

こちらの答えはNOです。

商売」に繋がりはするものの、その経験やお土産を「商売」としては売れないと思います。

 

まとめ

以上の二つと「自費出版」「本を売る」ということを比べてみましょう。

お金を払い「本を売る」というシステムを作る。

これだけ聞くと「商売」ですが、それと同時に自分は「経験」も得ていると思います。

 

作業中は、自分で原稿を何度も見直しながら担当と相談したり、「表紙はどうするか?」イラストレーターさんにお願いしたり、自分で試行錯誤して得た経験は、とても貴重なものだと思います。

かつリターンが多い少ないに関わらず、自分が動かなくてもお金が入ってくるというシステムを形成したのです。

 

大金を払うに相応しいもの・・・、とは言い難いですが、他ではなかなか出来ない「経験」と「システム」を得ることが出来ます。

だからこそ、自分は「本を売る」ということが、それなりの価値があると思います。

 

個人の感想

これから「自費出版」で本を売ろうとしている方に是非考えてほしいです。

そして、これは「商売」で「儲かる」からと、安易に考えている人には、改めて考えてみてほしいです。

 

 

 

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